大谷、マー君との“ラスト対決”無安打
「日本ハム3‐7楽天」(21日、札幌ド)
楽天・田中との“ラスト対戦”も、日本ハム・大谷は3打数無安打、1三振に終わった。ローテの関係で今季最後の対戦となることが濃厚な田中とは、打者としてはこれで通算11打数無安打、6三振。投打にすごみを味わった二刀流は、「甘いボールもあったんですが、簡単には打てない。やっぱりすごい投手だと思います」と脱帽した。
チームも今季、対田中は7戦全敗で、2010年9月10日から12連敗。8月13日以来の最下位に転落した。栗山監督は「ファイターズらしい野球ができなかった」と1点しか奪えなかった打線よりも、3つの適時失策で自滅した拙守を嘆いた。
一流投手相手に、打者として手も足も出なかった大谷だが、22日には次回登板に向け、ブルペン入り。この対戦を今度は投手としての糧とする。