虎藤浪と同級生の立大・沢田が初完投星

 「東京六大学野球、立大3‐1法大」(21日、神宮)

 立大と早大が先勝した。立大は沢田圭佑投手(1年・大阪桐蔭)が、1失点でリーグ戦初完投勝利となる今季2勝目。早大は先発した吉永健太朗投手(2年・日大三)が、8回無失点の好投で今季初勝利を挙げた。

 阪神・藤浪の同級生、沢田が堂々の初完投星。最速143キロの直球とスライダーなどで制球よくコーナーを突き、要所を締めた。大阪桐蔭では、2番手として昨年の甲子園春夏連覇に貢献した右腕。14日の慶大戦に続いて、藤浪と同じ登板日に白星を挙げた。「春はでき過ぎたというのはあった。今は自分がやるべきことをやるだけと思っている」。落ち着いて話す姿は、もはやエースの風格だった。

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