今村が快挙!74年ぶりG10代左腕白星
「巨人4‐3広島」(23日、東京ド)
底知れぬ潜在能力を秘めた左腕が、躍動した。巨人・今村信貴投手が6回7安打2失点でプロ初勝利。2年目の19歳は「最高です」と初々しい笑みをこぼした。巨人の左腕投手の10代勝利は1939年・中尾以来、74年ぶりの快挙だ。
プロ2試合目のマウンド。だが顔色を変えず、ひょうひょうとしていた。きれいな投球フォームから140キロ前後の直球にカーブ、フォークを交ぜ緩急で打者を料理。打線の援護に「お酒が残っていると思うんですけど、打ってくれると信じてました」と感謝した。
前夜、チームはリーグ連覇を達成し、歓喜の瞬間を体験。祝勝会にも参加した。「一生忘れられない経験ができた」と感激。だが23時には宿泊先のホテルに帰り、1時間後に睡眠。8時には起きていた。体調管理もしっかりできていたが、優勝翌日の独特の雰囲気の中でも動じることはない。強心臓の持ち主だ。
原監督は「うちにはいないタイプ。可能性を多く持っている」と目を細めた。CSでの登板については「セットポジションも上手。先発含めてリリーフもいろんな形で考えていきたい」と説明した。
新星の夢はでっかい。「今日勝って自信になりましたが内海さん、杉内さんに比べると劣っている。少しでも近づけるようにローテに欠かせない存在になりたい」と目を輝かせた。