ハム大谷のヘッスラに栗山監督怒った!
「日本ハム0‐5楽天」(23日、札幌ド)
二刀流が、意地のヘッドスライディングで札幌ドームに歓声の渦を巻き起こした。6番・右翼で先発した日本ハム・大谷は九回、青山から放った三塁へのボテボテのゴロで必死に一塁へと走り、最後は頭からベースへ飛び込んだ。この全力疾走が相手の焦りを生み、敵失で泥くさく出塁。しかし、得点には結び付かず「何とか1点でも入ればと、無意識でしてしまった。ケガはないです」と振り返った。
この行為には試合後、栗山監督が「プロなんだからケガをしたら困る。二度とやらせない。厳重注意する」ときっぱり。投手として、指やヒジの故障に結び付くこともあるとして、コーチを通じて諭したという。それでも指揮官は、大谷の野球に対する姿勢は評価し、「あいつの気持ちは伝わってきた」とも話していた。