内海9失点KO…3年連続最多勝ピンチ
「ヤクルト10-3巨人」(24日、神宮)
いつものエースではなかった。巨人・内海が五回途中11安打9失点で6敗目。
大乱調に「全部ボールが甘かったです。悔しいです」と厳しい表情だ。
安定感を欠いた。2本のアーチを食らい、必死に修正しようとしたができず失点を重ねた。最後まで立ち直れなかった。9失点は2006年7月15日・ヤクルト戦(神宮)以来、自身2度目のプロワーストタイだ。
最多勝争いでピンチを迎えた。トップの広島・前田健、ヤクルト・小川に2差と追う立場だ。今後、登板機会は2度ありそうだが、厳しい状況となった。
CSでも大黒柱として期待されており原監督は「立て直してくるでしょう。十分、反省してますよ」とし、心配していないことを強調。「修正して頑張ります」と内海。大一番に向けて仕切り直す。