CSに不安?G打線、大竹打てず零敗
「巨人0‐4広島」(29日、東京ド)
攻略できなかった。巨人打線が、大竹に7回無得点に封じ込められた。CSファイナルSで対決する可能性がある右腕に、嫌なイメージを植え付けられた。
走者を出しても打ちあぐね、得点に結びつかない。裏もかかれた。23日の広島戦で大竹から5回で4得点したが「配球を変えてきた」と川相ヘッドコーチ。「(CSで)当たる可能性があるし、それを頭に入れて打席に入りました」という4番村田も四回と六回の好機で凡退した。
帯状疱疹(ほうしん)のため出場機会が限定されていた阿部が19日以来のスタメン復帰となったが、広島投手陣を相手に完封負けだ。打線に元気がないが「楽観的に答えることはできないけどね。つなげることが大事」と原監督。早めに仕切り直したいところだ。