原監督、CSに向けナインへ“訓G”
巨人・原辰徳監督(55)が30日、神奈川県川崎市のジャイアンツ球場で行われた全体練習でナインに訓示した。CSファイナルSに向けて、チームの引き締めにかかった。
練習開始前のグラウンドで、選手たちに猛ゲキを飛ばした。「今日の練習の中で1本目を大事にしてほしい。1日に1回しかないのが1球目。それを頭に入れて練習に取り組んでくれ」。ダラダラと練習してはいけない。例えば投手なら1球目、野手なら打撃やノックでの1球目から全力を注げ、というわけだ。
22日にリーグ連覇を達成したが、その後の6試合で2勝4敗。主力をスタメンから外すなどの事情があったとはいえ、引き締めるなら今しかないと考えた。「初球とか1本目を無駄にしてはいけない。“もう一丁”は永遠に続くんだから」。短期決戦を考えての訓示だ。