「オリックス２-９ソフトバンク」（１日、京セラ）

　７試合を残し、無念の終戦だ。３位・ソフトバンクに大敗し、オリックスは５年連続のＢクラスが確定。シーズン負け越しも決まった。

　計４投手が今季ワーストタイの２０安打を浴びて９失点。森脇監督は「本当に強力打線だね。金子ぐらいじゃないとしのげない。今日のゲームは力の差」と脱帽。「二回の１点が昨日に入っていればね…」と、０‐０の引き分けに終わった前日３０日を振り返り、悔しげに繰り言を口にした。

　これで京セラドームでは２３勝３３敗２分け。本拠地での勝負弱さが低迷の要因となっている。ＣＳ出場の可能性は消滅したが、「うちは１４４試合目まで全力で戦う。マラソンなら４２・１９５キロ、どれだけ離されてもしっかり走ってゴールすることが大事」と指揮官。「今まで以上に勝つんだという意識を持ってやっていく」と前を向いた。