李大浩91打点!球団は引き留めに全力
「ロッテ9‐4オリックス」(5日、QVC)
オリックスの完敗ムードを李大浩が一変させた。5点差を追う四回。伊藤の2号ソロが飛び出し、なお2死二、三塁で迎えた3打席目だ。古谷の外角変化球を素直に打ち返し、右前に落として2者を本塁に迎え入れた。
一気に2点差まで詰め寄り、試合の流れを引き戻してみせた。それでも逆転勝利とはならず、「タイムリー?負けたんだからどうでもいい」とぶ然。打点をチームトップの91に伸ばしたが、「まだまだ。今の時期に100打点はいっていないといけなかった」と悔しげに表情をゆがめた。
すでに5年連続のBクラスが確定。来季反攻には主砲のさらなる発奮が求められる。李大浩は今季で2年契約満了となるが、瀬戸山球団本部長補佐は「優勝請負人として来てもらっているわけだから、ぜひ達成してもらわないといけない。当然、全力で引き留めますよ」と言葉に力を込めた。