キヨシ監督明言「4番右翼・ラミレス」
DeNAの中畑清監督(59)が6日、今季最終戦となる8日の阪神戦(横浜)で、戦力外通告を受けたアレックス・ラミレス外野手(39)を4番・右翼で先発出場させる考えを明らかにした。本来の左翼でなく、あえて右翼で起用。それには指揮官ならではの配慮があった。
「演出としてはライトを守らせたいよね。少しでも(右翼席の)ファンと交流する時間を実現させてあげたいよ。できるだけ長く(グラウンドに)いさせてあげたい。4番・ライトで行くよ」
本来の定位置・左翼側は、阪神ファンで埋まる。ホームのファンが集結する右翼を守らせて、ファンとの最後の別れの場を提供する考えだ。
最終戦は同様に戦力外となった森本、引退を表明した小池も先発起用する。「先発に名を連ねる。発表の段階で盛り上げるよ」。それぞれの花道を、用意する。