ソフトB大隣、術後初めて監督前で投球
黄色靱帯(じんたい)骨化切除の手術を受けてから復活を目指している大隣憲司投手(28)が16日、術後初めて秋山監督の前で投球を披露した。秋季練習が始まったヤフオクドームでブルペン入り。首脳陣から実戦復帰へGOサインをもらい、復帰戦は22日のみやざきフェニックス・リーグ、ロッテ戦に決まった。
「緊張感はあったけど、今の自分の100%を出せた」。うなずく左腕に対し、秋山監督は「順調にきているんじゃないの。年内に投げれば自信がつくだろう」と実戦復帰を促した。
患った黄色靱帯骨化症は国指定の難病。6月下旬に手術し、通常練習の再開まで4、5カ月かかるとみられたが、4カ月で実戦復帰までこぎつけた。
22日のロッテ戦はリリーフとして1回を投げる予定。3勝にとどまった今季の分まで全力で投げ抜く。