不適切発言のロッテ神戸が涙の謝罪会見

 ロッテ・神戸拓光外野手(28)は22日、自身のツイッターで東京都三鷹市内の女子高生刺殺事件と思われる事件について不適切発言をした件でQVCマリン内で会見を開き、涙を浮かべ謝罪した。球団の調査により投稿文は、ツイッターの管理人である神戸の友人が独断で作成して掲載したものと判明したが、球団は事態を重く捉え、10月31日までの自宅謹慎処分を科した。

 会見した神戸は涙を浮かべ深々と頭を下げ謝罪した。「自分の社会人としての責任が足りなかった。今後は一から考え直し、本業の野球で貢献したい」と神妙な表情で語った。

 大騒動となった今回の件で新たな事実が判明した。球団の調査によると、10日に掲載した女子高生刺殺事件に関すると思われる投稿は本人ではなく第三者が作成したものだった。

 今年9月から開設したツイッターは小学生時代からの友人が管理人となり、投稿はすべてこの管理人が行っていた。神戸は09年に開設したブログは自身で更新していたが、ツイッターは管理人任せ。今回の投稿も明るみに出るまで知らなかったという。

 神戸は「管理人に任せっきりにした僕に責任はある。責任をとらないといけない」と反省の言葉を並べた。会見に同席した管理人も、「ロッテに神戸がいると広めるため、ツイッターを始めたが軽率だった。申し訳ない」と謝罪した。

 球団は神戸の名で投稿が行われており、責任は重いと判断。10月31日までの自宅謹慎と、自身が開設しているブログ、ツイッターの閉鎖を命じた。神戸は謹慎が解ける11月1日から鴨川秋季キャンプに参加することになっている。

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