「日本シリーズ、楽天‐巨人」（２６日開幕、Ｋ宮城）

　楽天の主砲、アンドリュー・ジョーンズ外野手（３６）が２３日、日本シリーズへ向けてＫスタ宮城で練習を再開。西村、山口らの中継ぎ陣を警戒した上で、最強軍団粉砕に闘志を燃やした。

　１日のオフを終え、室内練習場で快音を響かせた。さらにブルペンでハウザーの投球の際に打席に立ってチェック。「巨人は中継ぎが強力。それが第一印象。でも我々も総合的には強い。最後は強い方が勝つことを、日本シリーズで示したい」と言葉に力を込めた。

　ＣＳファイナルＳでは４試合で２本塁打。リーグトップの１０５四球が物語るように、シーズン中は慎重にボールを見極めるスタイルだったが、短期決戦では初球から積極的に振りにいくシーンも目立った。

　ワールドシリーズを経験しているメジャー４３４発男。「独立リーグでも、小さな大会でも、どんな場所でも一番を決める戦いは大切。すべての準備をして、強いチームに向かっていきたい」。頼れる４番が、巨人投手陣の脅威となる。