西村、四死球で自滅「今日は僕のせい」
「日本シリーズ・第5戦、巨人2‐4楽天」(31日、東京ド)
今季71試合に投げて10失点しかしていない巨人・西村が、執念の同点劇の直後に2点を失った。自身2イニング目に入っていた延長十回。守護神の頭は真っ白になった。
先頭の投手・則本に四球を与え犠打で送られた後、藤田へ死球。制球の乱れで1死一、二塁とすると、銀次、ジョーンズに連続適時打され、万事休すとなった。
「せっかく同点に追いついてくれたのに、投手に四球を与えてはいけない。今日は僕のせいです。また投げる機会があれば、しっかりやり返したい」
今季イニングまたぎは7回あり、言い訳はできない。下を向かずに球場を後にしたのが救いではあるが、鉄壁のはずだった救援陣の乱れでチームが追い込まれたのは事実だ。