Kスタの名称変更へ 命名権年内で満了
楽天の本拠地、宮城県営宮城球場(仙台市)の愛称の命名権(ネーミングライツ)を持つ日本製紙(東京)が、宮城県に対し、年内で満了する契約を更新しない意向を伝えていたことが1日、分かった。
契約が更新されなければ「日本製紙クリネックススタジアム宮城」の愛称は今年限りで変更される公算が大きい。県の担当者は「楽天球団を通じて話は聞いているが、まだ最終調整中だ」とし、早ければ5日にも正式発表した上で、新たな命名権を公募するとしている。
日本製紙は「現段階ではコメントできない」としている。日本製紙は2007年の公募に応じ、08年1月から年2億5千万円の3年契約で命名権を取得。11年に年2億円で3年契約を更新した。