マー君、最後?のファン感でギネス表彰

 「楽天ファン感謝祭」(23日、K宮城)

 楽天・田中将大投手(25)がつくった同一シーズン24連勝など3部門の連勝記録が23日、ギネス世界記録に認定され、この日、仙台市のKスタ宮城で行われたファン感謝祭で表彰された。プロ野球選手でギネス世界記録として認められたのは、2010年の阪神・金本知憲外野手(当時、現本紙評論家)以来の快挙となった。

 大投手・マー君が成し遂げた数々の金字塔が世界記録として認定された。内容は、12年8月26日からCSと日本シリーズを含めた、13年10月27日までの連続勝利記録(30連勝)、12年8月26日から13年10月8日までの公式戦連続勝利記録(28連勝)、そして今季開幕からの24連勝の3部門だ。

 表彰式で田中は「うれしいです。自分がギネスなんて考えたこともなかった」と笑顔。イベント後に取材に応じ「テレビとか見て、こういうものなんだと思っていた、そこに認定していただいて載ることができるのは名誉あること」と喜びを表した。

 この日は常々大ファンと公言する人気アイドル「ももいろクローバーZ」も登場し、最後に行われたリレーではメンバーと競争するなど、ハッスル。「ファン感に来てくれること自体、すごいこと。感謝したい」と笑顔が絶えなかった。

 将来的なメジャー挑戦を表明している田中。この日が楽天選手として、最後のファン感謝祭となる可能性もある。現在、新ポスティングシステムがまとまらず、今後の動向は不透明なまま。そのことはひとまず置いておいて、この日は大記録の受賞と、ファンとの交流を満喫したマー君だった。

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