西武・相内が登録名「誠」で出直し
西武で来季2年目の相内誠投手(19)が、登録名を「誠(まこと)」に変更することを27日、明かした。「シンプルで覚えてもらいやすいと思う。来季は1軍で今までとは違う自分を見せたい」と誓った。この日は埼玉県所沢市内で契約更改交渉に臨み、現状維持の700万円でサインした。
昨秋のドラフト2位で指名された後、12月に道交法違反で摘発され、入団は3月にずれこんだ。「いろいろあった。遅れて入って、入ってからも大変だった」。同期と体力や技術の差に戸惑いを感じながらも、必死で乗り越えた。2軍で6試合に登板し、今オフはオーストラリアでのウインターリーグに参加予定だ。
多くの人に支えられたルーキーイヤーが終わった。「いろんなことを教えてもらい、人間的にも成長できたと思う」。来季の目標は1軍での初勝利。文字通り“誠”実に野球に打ち込んでいく。