G長野「ライトゴロ」来季も狙う
「三井ゴールデン・グラブ賞表彰式」(28日、都内)
三井ゴールデングラブ賞の外野手部門を受けた巨人の長野久義外野手(28)が28日、都内で行われた表彰式に出席。「ライトゴロ」への執念を燃やした。
今季、一塁手で受賞したロペスとのコンビで3度の右ゴロを記録。2人で「狙えるときは狙っていこう」と話し合い、年に数回のプレーを確実にものにしていった。
9月23日のDeNA戦では、長野のホームへの返球をロペスが自己判断でカット。結果的に右ゴロにする名コンビぶりで、球団のシーズン記録の4にあと「1」と迫った。
長野は「前よりに守るのが、いい外野手の条件」と公言。積極的なポジショニングとチャージが持ち味だ。来季も「1個は(右ゴロを)やりたいと思っています。バッターがピッチャーのときは特に前よりに守るのでチャンスがあると思う」と目を光らせている。
同賞は3年連続3度目。クセ者外野手が、来季も安打をアウトへとすり替えていく。