仙さん、被災地の子に優勝旗触らせたい
楽天・星野仙一監督(66)が3日、都内の日本記者クラブで会見し、被災地の子供たちへチャンピオンフラッグを触らせるイベントを提唱した。
被災地への思いを聞かれた闘将は、こう口を開いた。「子供は何が起きたのかピンと来ていない。チャンピオンフラッグが、ボロボロになるまで触らせてやりたい。そういうイベントやらないかな」。苦しみながら生活している子供たちの笑顔を見たいという気持ちが込められた。
日本一のフラッグは横幅5・75メートルと大きなもの。「コミッショナーに怒られるかもしれないけど」と、苦笑いしたが、指揮官の思いは本気だ。来年、ファンへ感謝の思いを示すイベントとして、実現するかもしれない。