オリ井川、40%ダウンも前向き更改
オリックス・井川慶投手(34)が3日、神戸市のほっともっと神戸で契約更改交渉に臨み、野球協約の定める減額制限(年俸1億円以下は25%)を超える40%ダウンの年俸6000万円プラス出来高でサインした。
昨年10月に左肘の遊離軟骨と骨棘(こっきょく)除去の手術を受け、2年契約2年目の今季は9試合登板で3勝3敗。来季は年俸大幅ダウンの単年契約で挑むが「契約はすべてエージェントに任せ、自分は野球に集中している」とあっさりした様子で笑顔もみせた。
オフは米国でトレーニングを予定。「ケガなく1年間やれてよかった。体の状態はよく、来季が楽しみ。ローテーションを守れば結果も付いてくる」と前向きだった。