ソフト柳田、野菜食べてトリプルスリー
野菜食べてトリプルスリーだ!ソフトバンク・柳田悠岐外野手(25)が8日、来季の目標に3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」をぶち上げた。福岡県久留米市で「久留米ユニセフ協会」による募金活動に参加した大砲は、今季の目標、2割5分、25本、25盗塁を上方修正。朝昼晩で野菜を食べる「トリプルベジタブル」で故障がちな体質を改善し、全試合出場で史上9人目の偉業達成を狙う。
募金活動の一環で行われたトークショー。「○×」の札で質問に答える企画で「来季はトリプルスリーを達成したいか」と問われ、迷わず「○」を上げた。「今季は中途半端な目標で、散々な結果に終わった。高い目標を設定する」と真意を明かした。
今季は打率・295、11本、10盗塁。病気や右肩のけがによる離脱で規定打席に109打席も足りなかった。「盗塁に対しても5月に病気で離脱してから消極的になった。打率はまだまだ上げられるし、試合に出れば数字は上がる」。出場数増への布石が積極的な野菜摂取による体調管理だ。
「面倒で空揚げしか食べないことも」。アスリートらしからぬ食事内容を反省し、今オフは外食でも野菜を大量に摂取中。1日3食欠かさず野菜を摂る取り組みを「トリプルベジタブルっすね」と命名した。
トリプルスリー達成者は当時西武だった秋山監督ら過去8人。ホークスでは誰も達成していない。トークショーでは堂々と「来年は期待してもらっていい」と宣言。“トリベジ”パワーで偉業に迫る。