De金城が車いす寄付 来年はV届ける
DeNAの金城龍彦外野手(37)が10日、横浜市社会福祉協議会を通じて市内各地域に車いす5台20万円相当を寄付。横浜市の同協議会で贈呈式が行われた。08年から活動を開始。今年で6年目となり、寄贈台数も計52台となった。
「プロ野球選手は夢や希望や元気を与える職業だと思っている。困っている人の力になれないかと考えて取り組んでいます」。1台1台にサインを書き入れて思いを語った。
来季でプロ16年目を迎える。98年の日本一の翌年に入団。優勝の味を知らない。「今年はCS争いで悔しい思いをした。来年はCSに出て、日本一を目指したい」。福祉施設関係者を前に、悲願達成を目標に掲げた。
ライフワークとなっている車いす寄贈は、現役続行中は続ける予定。「長く(現役を)続けて寄付し続けたいと思います。自分が成績を残すことで喜んでくれる人がいれば、励みになります」。来オフは車いすと優勝の知らせを届ける。