巨人、来季抑えは白紙!西村にも競争を
巨人・原辰徳監督(55)が来季の抑え投手を複数で競わせて決める考えであることが13日、分かった。今季は西村が球団新記録の42セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得したが、まずは白紙の状態でスタートすることになる。
原監督は「当然、(西村)健太朗は候補」としながらも、ほかにマシソン、久保の名を挙げ、「その部分は昨年と変わらないところの競争というところになるでしょう」と明言。今季、防御率1・03と抜群の安定感を見せたマシソンは12年に守護神を経験。また、昨年5月の右肘手術からの復活を期す久保も、11年に抑えとして20試合連続無失点をマークするなど実績は十分だ。
一方、6年連続60試合登板を果たした左腕・山口については「セットアッパーのほうがいいのかなと思う」と配置転換しない考え。原監督はすでに抑えだけでなく、野手のレギュラーについても白紙を強調している。日本一奪回に向け、よりハイレベルの競争になりそうだ。