中畑監督の野望は若手投手王国だ!
DeNAの中畑清監督(59)が若手投手王国をつくり上げるプランを掲げた。14日、横浜市の横浜ブルク13で公式DVD「ダグアウトの向こう2013」上映会にゲスト参加。来季の投手陣の構想を熱く語った。
「ドラフト1位の柿田、4位の三上はローテーションに入る可能性がある。若手が先発陣をリードして、勢いをつけてほしい」
今季は攻撃陣はリーグ最多の630得点をたたき出したが、防御率はリーグワーストの4・50に終わった。1年間ローテーションを守ったのはベテラン三浦一人だった。
「ルーキーが活躍したチームが今季は結果を出している。ウチも井納、三嶋を含めた1、2年生が出てくれば。すごい競争をしてほしい。点は取れるから、与えないようにしたい」
エースとして、長年三浦が君臨してきた。「三浦、藤井をゆったりとしたローテで回せれば。三浦を若い連中が追い越してほしい」。若手が“番長超え”を果たしたとき、投手王国ができあがる。