ソフト森福、中継ぎ専念で地位向上だ
ソフトバンク・森福允彦投手(27)が16日、中継ぎの地位向上に一肌脱ぐ覚悟を示した。2000万円増の1億4000万円プラス出来高でサインした左腕は、来季の目標に70試合登板とホールド王を掲げ「目立たない中継ぎに光を当てたい」と語った。
「周りが見ているよりも中継ぎは大変」。交渉の席で、森福は救援陣の評価向上をフロントにあらためて訴えた。交渉役で前編成・育成部長の石渡2軍監督も「中継ぎの評価は難しいが、意見を聞きながら来年に生かす」と確約した。
昨オフは先発転向に意欲を見せたが、今後は中継ぎに専念。「ワンポイントでは物足りない。1年間投げきる肩と下半身をつくり直し、7、8回で勝負してタイトルを取る」。来年1月にグアムや沖縄・石垣島で行う自主トレで筋トレに取り組み、70試合登板に耐えうるタフさを取り戻す。