中日・荒木が来春キャンプでも水泳トレ
地獄キャンプの締めはリゾートホテルでの水泳トレだ。
中日・荒木雅博内野手(36)が17日、ナゴヤ球場で自主トレ。終了後、今オフから始めている水泳トレを来年2月の春季キャンプでも継続することを明かした。
「もう(水泳の)コーチにはメニューを作ってもらっています。キャンプ中ならクールダウン代わりになる。このまま継続しようと思っていますよ」
今オフから肩の可動域と股関節の強化を目的にした水泳トレを導入。その効果は抜群で、この日も約90メートルのキャッチボールをこなした。ナゴヤ球場での練習後には名古屋市内のプールに向かうなど、ほぼ日課にしているが、激しい練習をしたキャンプの後にもプールに入るというのだ。
選手が宿泊する沖縄県恩納村のリゾートホテルには最長20・5メートルのインドアプールがあって、営業時間は午前9時から午後10時まで。たとえ練習時間が長引いても気軽に利用できる。水泳トレ自体は数年前から投手陣が取り組んでいて、効果は実証済み。キャンプ中は個人トレーナーが用意したメニュー通りにこなしていくそうだ。
「本当に水泳をやってよかったです。効果があれば来年後輩を誘おうと思ったけど、もう大島とかを誘うほどいいですからね。今は早く野球がしたい、そう思えるほどいいんですよ」
こう目を輝かせると「まあ、目指すのは2020年ですけどね」。7年後の東京五輪を目指す?
そんなジョークが飛び出るほど今の荒木には充実感がある。