ドアラも厳冬更改…20年目で初の減俸
中日の球団マスコットのドアラが18日、名古屋市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1994年のデビューから20年目で初のダウンとなった。チームは野球協約の減額制限いっぱいでサインする選手が続出したが、ドアラも厳冬更改。大好物の食パン1キロから750グラムでサインし「みんなと一緒25%↓」と紙に書き、うなだれた。
今季は8月に左手中指を骨折。試合中のバック転の成功率も5割を下回る不本意なシーズンだった。来季からは年俸は変動制となるが、「ひねり(を入れたバック転)でバシバシ決めていく」と目標を掲げた。
交渉中には落合GMから電話を受け終身契約を約束されたという。「(目標は)100さい。すぐ限界がこないようにしなければ」と意気込んだ。西山球団代表も「ぜひとも“倍返し”してもらいたい」と奮起を期待した。