西武、来季はジャングル大帝ユニホーム
西武は19日、西武鉄道100年アニバーサリー企画の一環として、来季の公式戦数試合で着用する「ジャングル大帝ユニホーム」を発表した。黄金時代には帽子などにデザインされ、現在も球団旗に描かれているチームマスコットのレオが、初めてユニホームに登場。「僅差の試合をモノにする野球」を掲げて常勝軍団再建を誓う伊原ライオンズが、伝統のマークとともにV奪回に挑む。
故手塚治虫氏が創設した手塚プロダクションがデザインを担当。同氏の代表作「ジャングル大帝」の主人公レオがモチーフで、右肩と背中に地平を駆けるレオ、左胸の下にはたけだけしくほえるレオがデザインされた。
西武の居郷球団社長は「荒々しいイメージ。グラウンドを駆け巡るような生き生きしたプレーをしてほしい」と期待を寄せる。1988年、体調を崩した手塚氏が西武球場(当時)を訪れ、ナインに声援を送ったこともあるという。歴史が詰まったユニホームに身を包んだ若獅子が、黄金時代再来へ躍動する。