G村田、開幕4番へ“打倒・阿部”宣言
巨人・村田修一内野手(32)が25日、開幕4番を見据え“打倒・阿部”を宣言した。「自主トレ、キャンプ、オープン戦は、(開幕から)4番を打つつもりで調整する」と言い切った。
阿部は22日に行ったトークショーで理想の打順を「4番・オレ」としたが、村田も一歩も引くつもりはない。今季は主に終盤戦で37試合で4番に座り、「自分の打撃ができれば、おのずと自分の立ち位置が見えてくる」と、自信ものぞかせた。
巨人移籍後、2度の開幕戦は「4番・阿部、5番・村田」。打順には「こだわりはない」と言うが、「阿部さんの前(の打順)がいい。すごく居心地がいい」とニヤリ。阿部の持つ存在感の大きさを認め、「僕らの競争がチームの刺激になれば」と、チームへの波及効果を期待した。
この日は、昨年に続き栃木県内の自治医大付属病院を訪問。新生児集中治療室にいる赤ちゃんを抱き「こういう仕事をしている以上、使命だと思っているし、少しでも力になれれば」と力を込めた。