Gドラ1小林は元日0時半始動
巨人のドラフト1位・小林誠司捕手(24)=日本生命=が2日、大阪府吹田市内の日本生命総合グラウンドで自主トレを公開した。同じ巨人の育成ドラフト2位・長江(大経大)を伴い、約2時間体を動かした小林は、元日の0時半に始動していたことを明かした。
この日が2014年の始動日かと思いきや、「昨日も(バットを)振りました」と照れ笑い。大阪府堺市の実家で年を越してから30分後、半そで姿で玄関先に出て約100スイング。深夜に素振り音を響かせた。
大みそかもトレーニングしており、年末年始は無休。元日始動の理由を「なんとなくバットを振ろうかなと思って」と話したが、まじめな性格に加え、巨人のドラフト1位という責任感も手伝ったのは間違いない。
間もなく入寮、そして新人合同自主トレがスタートする。「しっかり動けるように」と表情を引き締めた小林。「肩(の仕上がり)はもう大丈夫」と持ち前の強肩も順調な調整ぶりだ。し烈な競争に身を投じる準備は着々と進んでいる。