オリ岸田狙う開幕投手「隙あれば…」
オリックスの岸田護投手(32)が3日、平野佳寿投手(29)らとともに京都府久御山町のNTT西日本グラウンドで自主トレを公開した。年末もほとんど無休で、年明けは元日に始動。この日もランニングやキャッチボールなどで汗を流した。
昨年は先発転向を目指したが、開幕前の左太もも肉離れで出遅れ、中継ぎに回った。今年こそ先発ローテを目指し「先発をやる以上は開幕投手を目指す気持ちでやる。隙があればいったるぞ、と思っている」と宣言した。
これまで森脇監督は開幕投手について「金子(千尋投手)とは限らない」と話している。オープン戦の成績次第では岸田にも十分チャンスはありそうだ。
元日には、勝ち運で知られる大阪府箕面市の勝尾寺へ初詣に行った岸田。「訪れたのは小学生以来。きれいになっていて、御利益がありそう。だるま型のおみくじを5回引いた」と勝ちにこだわる。まずは「ケガしない体を作りたい」と新年の誓いを立てた。