キヨシ監督“完全体”で鬼ノック宣言
DeNA・中畑清監督(59)が4日、“完全体”で春季キャンプに臨むことを宣言した。1月中に頸椎(けいつい)ヘルニアの手術と、歯のインプラント治療を施す予定で「痛いところを全部なくしてキャンプに入る」と言い切った。
6日に還暦を迎える指揮官は、昨季も体の不調を感じながら指揮を執っていた。頸椎ヘルニアは定期的に神経ブロック注射を受けた。歯に関しても「前歯でしかかめないんだ。リスみたいだろう?」とおどけながらも、症状は良くなかった。
ショックを受けたのが昨秋キャンプ。初日に白崎に鬼ノックを施したが、「あれ以来、疲れが残ったよ。(監督)1年目はこんなことはなかったのになあ」。2日目以降はノックバットを握れなかった。「手術を受けるのは、ノックをするため」と“鬼”予告だ。
「快眠、快食でいられれば元気でいられる」というのが、キヨシ健康法。睡眠不足を誘発した首の痛みと、食事に支障をもたらした歯の痛みとおさらば。自らも汗まみれになって選手を鍛え上げる。