G内海先生、グアム自主トレで若手教育
巨人・内海哲也投手(31)、広島・小野淳平投手(26)らが5日、自主トレ先のグアムに向けて成田空港から出発した。内海は現地で“ミーティング”を積極的に開催し、若手を教育する考えを示した。
これもチームの大黒柱としての自覚だろう。毎年恒例のグアム自主トレ。セットアッパーとして実績のある山口は別格だが同行する宮国、小山、笠原の後輩3人は昨年、伸び悩み1軍に定着できなかった。そこで現地で“ミーティング”の時間を設定する。
「野球を突き詰める。野球談議。夕食を食べながらできたらいいと思う」。自身が先生役となり、1軍で活躍できるようにレクチャーする考えだ。
当然、これまでのグアム自主トレでも若手とコミュニケーションを取り、野球の話もした。だが「(自分は)聞かれるまで待つタイプ。それじゃあ(若い選手は)聞きに来ない」。後輩の成長を後押しするために方針転換。自身が積極的に動くと決めた。
兄貴分としてだけではない。今年もエースの重責を担う。「9月の時点で最多勝争いに加われるように。最初からコンスタントに成績を残せるように」。日本一奪回のために、大黒柱がフル回転する。