“打の大谷”初実戦2・11阪神戦濃厚
日本ハム・大谷翔平投手(19)が春季キャンプで今年初の対外試合となる2月11日の阪神との練習試合(宜野座)に野手として先発出場することが濃厚となった。
阪神との注目の一戦は“打の大谷”が見られることになりそうだ。首脳陣の一人は今年の起用法について「登板後の3、4、5日目が野手として出場できる」と明かす。2月8日の紅白戦では斎藤佑と先発対決がすでに決まっている。阪神戦はその日から登板後3日目となることで大谷は野手として出場する。
また首脳陣は「今年は二刀流のリズムを早くつくらせてあげたい」との方針から、2年目はキャンプ中から二刀流ルーティンに慣らしていくプランを立てている。11日の阪神戦の後は、15日に予定されるDeNAとの練習試合に投手としては中6日で登板することが有力だ。春季キャンプ中の実戦14試合の中、可能な限り投打で出場させる考えだ。
この日、大谷は千葉・鎌ケ谷の2軍施設室内ブルペン入り。捕手はまだ座らせなかったが、変化球を織り交ぜ36球を投げた。新人合同自主トレ視察に訪れた栗山監督には「体調はいいです」と答えた。本人も今年は中6日で先発ローテを守りながら、二刀流でさらなる進化を目指している。