楽天・松井裕、初日の自己採点「50点」
楽天のドラフト1位・松井裕樹投手(18)=桐光学園=が12日、コボスタ宮城室内練習場で行われた新人合同自主トレの初日に参加。新人恒例のシャトルランでは、ドラフト8位・相沢(日本製紙石巻)に次ぐ2位に終わり「50点くらい」と厳しい自己採点をした。
楽天の合同自主トレ初日の風物詩、シャトルラン。20メートルの短距離走を、徐々にペースを上げていきながら回数を競うメニューだ。昨年はドラフト1位の森が137回で歴代新人の最高を記録したが、松井は122回。相沢の129回にも及ばなかった。
「シャトルランがきつかったです。相沢さんに『お前だけには負けない』と言われてて、負けたくなかったけど」と、悔しさをにじませながら振り返った。この日はストレッチ、キャッチボール、ウエート、強化メニューと、プロ野球選手としての練習メニューをこなした。
28日まで続く新人合同自主トレ。「2月1日に投げられるように、体と相談してやっていきたい」と、久米島キャンプ初日でのブルペン入りを視野に入れている。「100点はないと思います。100点より上はないので、常に上を目指すという意味で」と、どん欲さをにじませた左腕。星野監督にいきなりアピールするため、1月にしっかり体づくりをする。