松井裕困惑…フェイスブックなりすまし
楽天のドラフト1位・松井裕樹投手(18)=桐光学園=が14日、自身になりすましたフェイスブックのページが使われていることに困惑の表情を浮かべた。
期待の左腕が、なりすまし被害に遭っていたことを打ち明けた。「偽物がいるらしくて…」。入団会見の際、ファンに「フェイスブックで友達になりました」と言われたという。「僕、やってないんですけど」。さすがに表情が曇った。
問題のページは、松井裕本人の写真を掲載し、出身校などプロフィルも松井裕そっくり。寄せられているメッセージも、プロ入りしたことへのエールなど、本人と思い込んでいる人たちが書き込んだものばかりだ。さらに、その承認された“友達”は5千人に迫る勢い。球団広報は「迅速に対応を検討します」と語った。
この日は新人合同自主トレ3日目。コボスタ宮城で強化メニュー、ランニング、キャッチボールと、普段の練習以外に、弁護士によるコンプライアンスの講座を受講した。トラブルへの対処法など、プロ野球選手としての行動のあり方などを学んだ。
「いろいろ難しかったけど、あんまり出歩かないのが一番かなと思いました」。注目度No.1ルーキーだけに、慎重にプロ生活を送っていく。