日本ハムの中田翔内野手（２４）が１８日、今季の“タイトル総取り”を宣言した。千葉市内で行われた日本ハムグループの展示会に出席。来場者を前に目標を問われ「全てのタイトルを総取りしてやりたい」と言い切った。

　昨季は左手骨折による離脱もあった中、打率・３０５、２８本塁打は自己最高。三冠王も絵空事ではなくなった。さらに今季は三塁コンバートに挑戦するが、ゴールデングラブ賞にも「一番欲しいと思っていた。外野でも三塁でも関係なく取りたい」と意欲を見せた。

　栗山監督からは先月２７日に“三冠王奪取指令”が出ていた。主砲は早速「全て取るぐらいの気持ちを持ってやらないと取れない」と呼応した。兄貴分だったダルビッシュに続き、楽天・田中もメジャー移籍が確実。中田は「メジャー？魅力はあります」としながらも「まだまだ早い」と、冷静に自己評価した。まずは文句のつけようがない結果を残してのＶ奪回が大目標。２１日からハワイ自主トレで体幹強化を図り、キャンプに備える。