オリ2位・東明が独特フォーム初披露
オリックス・ドラフト2位の東明大貴投手(24)=富士重工業=が20日、神戸市内の青濤館で初めてブルペン入り。ドラフト3位・若月捕手(花咲徳栄)を相手に立ち投げで31球を投じた。
即戦力右腕が視線を独り占めした。ネット裏に並んだ首脳陣の前で、右肘が体の後ろに回る独特のフォームを初披露。東明は「緊張しました」と、はにかみながらも「今の状態の100%でやれている」と仕上がりの順調さをアピールした。
若月は「出どころが分かりづらかった」と、独特の軌道に驚いた様子。星野投手コーチは「体をうまいこと使っている。力はありそう。非常に楽しみ」と期待を寄せ「リリーフもできそうだし、先発もやっていた」と、さまざまな場面での起用を想定した。
チーム関係者は「大学、社会人で結果を残している」と話しており、フォームは矯正しない方針だ。春季キャンプの1軍帯同は決定済み。変則投法を武器に結果を残して、開幕1軍に名乗りを上げる。