西武・伊原監督、盗塁判断任せろ!
西武の伊原春樹監督(65)が20日、走塁面での「管理野球復活」を宣言した。昨季までは盗塁の判断を選手に委ねるケースも多かったが、今季は「(盗塁を)いけたらいけというのはない」と断言。塁上は全て自身のサインで動かす方針だ。
昨季の西武はリーグ2位となる113盗塁をマークしたが、チームトップの40盗塁を記録したヘルマンや通算4度の盗塁王に輝いた片岡が他球団に移籍。判断を委ねても次の塁を奪えるベテランが減り、機動力の低下が懸念されていた。
そこでクローズアップされるのが、黄金時代の西武を三塁ベースコーチとして支えた伊原監督の存在だ。「(走塁は)ベンチが責任を持つ」。かつて他球団を震え上がらせた判断力と観察眼を駆使して力を最大限に引き出す。