西武・相内、また不祥事…飲酒&喫煙
西武は22日、相内誠投手(19)が、未成年にもかかわらず喫煙、飲酒をしていたことを明らかにし、同投手に6カ月間の対外試合出場禁止などの処分を下したと発表した。相内はドラフト指名後の2012年12月に無免許運転し、スピード違反で摘発されており、これで2度目の不祥事となった。
球団によると、1月14日に球団公式サイトに、相内が飲酒、喫煙をしているという情報が寄せられた。本人に確認したところ、昨年11、12月に東京都内の飲食店で複数回、友人らと飲酒、喫煙したことを認めた。球団の他選手や関係者は同席していなかった。
球団は相内に6カ月の対外試合出場禁止と、選手寮からの外出規制の処分を下した。2月1日以降は寮に残るスタッフがいないためB班(高知・春野)でキャンプに同行するが、全体練習には合流させず、ユニホームを着用させないなどの措置を取る。
相内はドラフト指名後の12年12月に無免許運転し、スピード違反で摘発された。西武との入団交渉は凍結された。それでも13年3月に正式契約。昨年9月には保護観察処分も終了し、2年目の今季は登録名を「誠」に変更することも発表されていた。そんな中での2度目の不祥事となった。
相内は球団を通じて「いろんな経緯があって入団し、ここまで応援をしていただいたファンの方々らに誠に申し訳なく思っております。今後このようなことをしないと誓います」とコメントした。飯田則昭球団専務は「われわれの監督不行き届き。指導が足りず申し訳なく思っている」と陳謝。管理責任として、球団側の処分も検討している。