小久保監督70分熱弁…東大監督に助言も

 侍ジャパンの小久保裕紀監督(42)が22日、横浜市内で開催された全日本大学野球連盟の監督会で「一瞬に生きる」と題した講演を行った。東大・浜田一志監督から「大学の授業よりためになる」と絶賛され、助言を求められる一幕もあった。

 約70分の熱弁をふるった小久保監督は、低迷期のダイエー(現ソフトバンク)で、王貞治監督(現球団会長)がミーティングで「負けることに慣れてしまってはダメだ」と毎日のように繰り返し、チームの意識改革を行ったエピソードなどを披露した。

 質疑応答では、リーグ戦で66連敗中の東大・浜田監督がいち早く挙手。意識改革の具体的な方法について質問され「僕が怒られ役になりました。チームを引き締める意味合いがありました」と、チームの雰囲気を変える必要があると助言した。

 講演には青学大時代の恩師・河原井正雄監督も参加していた。小久保監督は壇上では何度も汗を拭い、緊張した様子だった。終了後は「いい経験になりました」と、安どの表情を浮かべた。

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