ハム大谷、マー君の後継者に名乗り
日本ハムの大谷翔平投手(19)が23日、東京・羽田空港から先乗り自主トレ先の沖縄・名護へと出発。楽天・田中将大投手(25)が抜けるパ・リーグの盛り上げ役に名乗りを上げた。
さすがの二刀流も、マー君の大型契約には衝撃を受けた。7年総額約161億円。この日、テレビのニュースで知り、思わず「すごいなあと思った」とただ驚いたという。
その田中は投手としての目標でもある。田中不在のパ・リーグ人気の旗振り役に期待される右腕は、「そうなれるように頑張りたい」ときっぱり。そのために「もっと練習をして実力をつけないといけない」と誓った。
先乗り自主トレでは投球練習に加え、遠投を多めに行い仕上げ段階に入る。「暖かいので体を動かす量が変わってくる。全体的に仕上げていきたい」
昨年9月には、マー君との先発登板での初対決が実現。降板後もベンチで投球をじっくりと見て学んだ二刀流が、マー君に少しでも近づけるように温暖な名護で追い込む。