西武・牧田テーマは「マメづくり」
西武の牧田和久投手(29)が24日、埼玉県所沢市の西武第二球場で自主トレを公開し、キャンプでのテーマに「マメづくり」を掲げた。右手中指の“畑”で大事に育て上げ、本来の投球を取り戻す。
昨季は8勝9敗。悔しい結果に終わった。「マメがないとリリースの時に(球が)抜ける。早くつくりたい」。好調時のバロメーターは右手中指のマメ。
「マメができれば、ボールに回転がつくし、球持ちも長くなる。真っすぐに有効だけど、昨年はつくれなかった」。昨季はWBCに出場。前倒し調整による投げ込み不足が最後まで響いた。
この日はキャッチボールなど軽めの調整。「キャンプでしっかり投げ込み、今季は貯金をつくりたい」。南郷でマメの種まきから収穫まで終え、新選手会長は2年ぶりの2桁勝利を狙う。