中田翔スコアボード直撃!公約あと少し
「日本ハム春季キャンプ」(4日、名護)
中田翔内野手(24)が、フリー打撃でスコアボードに直撃する160メートル弾を放ち、驚がくのパワーを見せつけた。
惜しかった。今キャンプで公約した“東シナ海弾”まであと少し。野太い両腕でスイングした打球はスコアボードの上に設置されるポールを直撃した。超特大弾にも「詰まってた。会心ではないですよ」と淡々と話した。
ハワイ自主トレの成果だ。「上半身、下半身をそれぞれ追い込んできた」。早朝から晩までウエートトレ、打撃練習に時間を割き飛距離アップへ向け鍛え上げた。この日は41スイング中、柵越え6本と少なめだったが「感覚をつかめばもっと鋭い打球が増えてくる」と言い放った。
午前中には侍ジャパン・小久保監督から激励を受けた。「気にかけてもらってうれしかった」。発奮材料になった。
6日の紅白戦は「4番・三塁」で出場予定。「不安もあるけどやるしかない」。主砲は打撃同様、守備でもアピールする。