久保アウトロー攻め!中畑監督も太鼓判
「DeNA春季キャンプ」(5日、宜野湾)
DeNAの久保康友投手(33)が5日、自己流調整で第1クールを終えた。5日間で4回ブルペン入りし、計253球。その間、変化球は1球もなし。全球が右打者への外角低めの直球だった。
「アウトローは、いい体の使い方をしないと投げられない」。正しいフォームを身につける基本がアウトロー。球界屈指の理論派は、意図を説明した。
この日は今キャンプ最多の84球を投げた。「そんなに投げる気はなかったけど、体の使い方が良くなかった。悪い日の調整の仕方をどうしようかということです」。状態を見て臨機応変にテーマを変えた。
中畑監督は「テーマをしっかり持ってやっている。長いイニングを投げるための準備をしているね」と先発としての評価を高めた。久保は「予定通り。それ以上できている」と自己採点した。