栗山監督、佑&大谷にも結果求める

 「日本ハム春季キャンプ」(5日、名護)

 栗山英樹監督(52)が5日、練習休日のチーム宿舎で、斎藤佑、大谷について、実戦登板で結果が出なければ開幕2軍スタートも辞さない厳しい姿勢を打ち出した。

 6日の紅白戦からし烈な1軍生存競争が本格化する。佑ちゃん、そして投手・大谷も決して特別扱いはしない。「若い選手はサバイバル。状態のいい選手が開幕1軍に残る」。こうゲキを飛ばし、8日の紅白戦で先発対決する両者に「オープン戦と思って結果を残してほしい」と期待を込めた。

 ローテ入りへ楽観視はできない状況だ。開幕から6人で回す方針で、開幕投手本命の吉川に武田勝、木佐貫、メジャー通算16勝の新外国人メンドーサはすでに当確。残り2枠を石井、谷元ら他の投手と競うことになる。

 指揮官は投球姿勢についても求める。「内角をしっかり攻めて、前向きな投球をしてほしい」。初日から厳しい練習に取り組んでいる佑ちゃん、大谷が、ローテ入りへしのぎを削る。

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