ソフトB本多3年ぶり盗塁王へ足元改革
「ソフトバンク春季キャンプ」(5日、宮崎)
3年ぶりの盗塁王を狙う本多雄一内野手(29)が5日、新スパイク導入による「足元改革」を明かした。スパイクの歯を従来の7本から9本に増やし、ダッシュ力を強化。靴底を革製からウレタン樹脂に変え、足にかかる負担を減らす工夫も施された新アイテムで復権をはかる。
2本の「差し歯」が本多を助ける。従来はかかととつま先に集中した歯を土踏まず付近にも装着。地面をかむグリップ力が増した。「実戦でどう出るか。うまくスピードアップに生かせれば」と期待を寄せる。
薄い革製の靴底から足に負担がかかりにくい樹脂製に変えたことで、「疲れにくい気がする」と本多。3年ぶりのフルイニング出場にも手応え十分だ。