佑VS中田翔!8年ぶり再戦にバチバチ
「日本ハム春季キャンプ」(7日、名護)
日本ハム・斎藤佑樹投手(25)と中田翔内野手(24)が8日の紅白戦で敵味方に分かれることが7日、決まった。対戦が実現すれば、実戦では06年夏の甲子園2回戦以来。当時は早実・斎藤佑が大阪桐蔭の4番・中田を4打数無安打3三振に抑え完勝した。8年ぶりの再戦を前にお互いに負けられないと火花を散らした。
甲子園の名勝負が名護で再現される。紅組で先発し2回を投げる予定の佑ちゃんに対し、中田は白組の「4番・三塁」。当時をほうふつとさせる対決は確実だ。栗山監督は「佑樹、翔は甲子園でやってるよね。(斎藤佑に)4番、中田とちゃんと勝負しなさいと言ったよ」とガチンコ勝負を厳命した。
斎藤佑にとっても大切な登板となる。右肩関節唇損傷からの復活し、ローテ入りへを勝ち取るためには結果が求められる。そのためにも中田は全力で抑えないといけない相手だ。この日ブルペンで30球の投球練習で備えた斎藤佑は「試せるものを試して抑えにいきます」と誓った。
甲子園では完璧に抑え込まれた中田も今やチームの主砲へと成長。「打席に立つからには真剣勝負。今持ってる力をアピールする」。フルスイングで迎え撃つつもり。ただの紅白戦では終わりそうにない。