ハム中田が貫禄の佑撃ち!8年前の雪辱

 「日本ハム紅白戦、白組6‐3紅組」(8日、名護)

 中田翔内野手(24)が8日、紅白戦に白組の「4番・三塁」でスタメン出場し、初回に斎藤佑樹投手(25)から左前適時打を放つなど、3安打1本塁打と大暴れした。2006年夏の甲子園、大阪桐蔭の4番として早実のエース・斎藤佑と対戦し、4打数無安打3三振だった。8年ぶりの対戦で、中田が貫禄を見せつけた。 

 斎藤佑との注目対決で安打を放ち、とどめは今季1号本塁打。中田が、紅白戦出場2試合目にしてエンジン全開だ。

 まずは一回。満員のスタンドの大きな拍手に迎えられ打席に入った。相手は斎藤佑。06年夏の甲子園2回戦。早実のエース、大阪桐蔭の4番での対戦以来8年ぶりの再戦だ。

 2死三塁。1ボール2ストライクと追い込まれた4球目。直球を的確にミートし左前適時打。4番が貫禄勝ちした。

 「大振りせず、コンパクトに打ち返せた。結果がでてよかった」。甲子園では4打数3三振に倒れたが、プロでリベンジした。

 気をよくして迎えた第2打席は、今度は斉藤から左翼線二塁打。そして第3打席に待望の一発が飛び出した。五回1死二、三塁。屋宜の変化球にバットを振り抜くと、打球は左中間芝生席へ。「泳ぎながらも捉えることができてよかった。打った瞬間入ったと思った」。力で運んだ1号に胸を張った。

 不動の4番は実戦2度目の三塁に就き二回には三ゴロを難なく処理した。イージーゴロとあって「あれを捕れなければクビでしょ」と笑った。1本塁打を含む3安打4打点。今年は「4番・三塁」で、さらなる活躍の予感だ。

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