佑ちゃん2回1失点に「悔しい」
「日本ハム紅白戦、白組6‐3紅組」(8日、名護)
斎藤佑が紅組の先発で登板し、2回を2安打1失点。右肩関節唇損傷からの復活へ一歩を踏み出した。昨年10月に教育リーグで投げて以来の試合。「僕の中では前進です。投げられる喜びを感じながら投げました」と、充実感がにじんだ。
一回2死三塁。高校時代以来に対戦した中田に左前適時打を浴び初失点。「一段ギアを上げたけど、ゼロに抑えられなくて悔しい」と唇をかんだ。
ただ次につながる投球も見せた。その直後、鵜久森との対戦では新球シュートでバットをへし折り、力ない遊直に仕留めた。最少失点で切り抜けた。「使える感じにはなれたかな」と笑顔を見せた。
次回登板は13日の韓国・KIAとの練習試合。次こそは目標の無失点に抑える。